
- 作家名
- 比田井天来 (ひだい てんらい)
- 出身
- 長野県
- 所属会派
- 書学院創設
帝国(現日本)芸術院会員 - 生卒年
- 1872~1939年
比田井天来の特色
日下部鳴鶴に師事して古典を多角的に研究し、臨書に新しい方法を生んだ。俯仰法を解明し、漢字各体に剛毛筆による重厚な格調高い書風を樹立した。比田井天来は現代書道の祖とされ、戦後書道の新しい流れの多くが彼の門下によって形づくられた。比田井天来は作品をつくるにあたり、古典の臨書を重要視した。そのために古法帖の執筆法の究明に没頭し、多くの臨書も発表している。作品も古典のにおいが強く、悪く言えば古典の呪縛から脱していないような印象を受ける。ところが、彼の門下生である上田桑鳩・手島右卿・金子鷗亭の三人は、古典のエキスをうまく引き出し、実に自由でのびのびとした作品を書いている。長い目で見た天来芸術の花が弟子の世代で開いたのだった。…

書道ジャーナル84号
書道ジャーナル102号
新しい書の見方
入門=現代の書