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作家の特色
藏元長艸の書には一つの思想があり、作家活動の姿勢にもこの考えが貫かれている。藏元長艸は宮崎県に生まれ、高校時代の書道選択で書道に魅せられ進路変更、東京学芸大学の書道科に進んだ。もともとこの時点で好んだ書は、現代書に前衛書道のジャンルを開拓し、そのパイオニアとなった上田桑鳩の書とその考え方で、その影響を強く受けている。
藏元長艸の作品の領域は、伝統書を踏まえて、造形性の面から甲骨文と篆書を、線質と情緒面を顔真卿の争座位稿などから学ぶ。少字数書にも構図や線の質を問う作品を発表するが、一方で焼き物による陶平面、陶立体を発表してこちらでも新しい面を開拓する。
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