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昭和44年に、改組日展の名で大改革をした日展は、昨年40回の節目を終え、今年は41回目の再スタートとなった。国立新美術館3階を展示会場にして、応募数10426点のうち1.117点が陳列された。
日展の特色として、統一されたリズムや調和、構成を秩序立てる整然美など、拘束された表現があるが、この風習にとらわれずに富んだ表現に挑んだ作として、近藤摂南の大小自由な現代文、尾崎邑鵬の形に純朴美を出した漢字、津金孝邦の奔放な線の動き、浅見錦龍の率直に打ち出す圧倒力、毛利柳村の形に迷い込む変貌、中野北溟の幼拙さの純朴日、草野靄田の形の気儘さ、岩井韻亭の線舞の奔放、鈴木瑞之の動きの大きな自由さなどがある。
日本で最高峰の書展と言える日展だが、2段、3段掛けのうえ小部屋に仕切られての陳列法には、圧迫感が出てしまうのが残念だ。
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