元末明初の文人。字は元鎮。号は雲林など。無鍚(江蘇省)の人。資産家の側室の子であったが、52歳で家産を散じて放浪生活を二十数年送る。 画は山水と墨竹を得意とし、枯樹には蟹爪法、岩には披麻皴(ひましゅん)の技法が見られる。書は鍾繇や王献之などの小楷を学んだとされ、命毛を利かせた繊細な表現が特徴だ。