
隋の古典 美人董氏墓誌銘

- 古典名
- 美人董氏墓誌銘
- よみがな
- びじんとうしぼしめい
- 作者
- -
- 制作年代
- 隋時代
美人董氏墓誌銘の特色
美人董氏墓誌銘は隋時代の開皇17年(597年)の作。楷書で52×52㎝、21行、毎行23字。墓誌銘とは、暮主の経歴を石に刻して墓の中に埋めたものである。銘文のあるものを墓誌銘と呼ぶ。
美人董氏墓誌銘は、清時代の嘉慶・道光年間(1765〜1851)に陝西省興平県から出土した。原石は一時、上海の徐渭仁が所蔵したが、太平天国の乱によって咸豊3年(1853年)に散佚し、行方不明になったままである。
墓誌銘の誌文の作者は、隋の文帝の第四子である蜀王の楊秀である。この墓誌は、蜀王が寵愛していた女官で「美人」という官位にあった董氏が19歳で夭折したことを悼んで作られたものである。隋時代の墓誌銘の中で際立って評価が高い 。
