
東晋の古典 中秋帖

- 古典名
- 中秋帖
- よみがな
- ちゅうしゅうじょう
- 作者
- 王献之
- 制作年代
- 東晋時代
中秋帖の特色
中秋帖は東晋の王献之の作と伝えられるもの。作品の冒頭に「中秋…」とあることから、中秋帖と呼ばれる。もともと5行32字であったが、そのうちの2行10字が割去されたという。
王献之は、瑯邪臨沂(山東省)の人。王羲之の第七子である。父の王羲之と共に書を善くし、二人を「二王」と称する。王羲之を「大王」、王献之を「小王」という。
王献之に対して、謝安という人物が「世間では、父上である王羲之の方があなたより優れているといっていますが、あなたの書は父上の書に比べてどうですか」と尋ねたところ、王献之は「世間の連中にはわかりませんよ」と答えたという逸話が残っている。
王献之の他の作として、鴨頭丸帖、地黄湯帖、廿九日帖などが知られている。
