
唐の古典 雁塔聖教序

- 古典名
- 雁塔聖教序
- よみがな
- がんとうしょうぎょうじょ
- 作者
- 褚遂良
- 制作年代
- 唐時代
雁塔聖教序の特色
雁塔聖教序は、唐時代の褚遂良による永徽4年(653年)の作。褚遂良が書したものを万文韶が刻した。西安にある慈恩寺大雁塔の下に建てられた。
二石あり、現在も雁塔の正面左右にはめ込まれた状態で存する。一つは太宗の撰文による「大唐三蔵聖教序」で、21行、1行42字。もう一つは高宗の撰文による「大唐皇帝述三蔵聖教記」で20行、40字が左から右に刻されている。
褚遂良は字が登善。銭塘(今の浙江杭州)の人。唐初の名臣、褚亮の子。太宗が虞世南没後に書を論じる人がいないことを歎いた時に、魏徴の推挙で即日太宗に謁し、侍書となる。高宗の時に河南郡公に封ぜられ、褚可南と称された。
褚遂良は、虞世南や欧陽詢、王羲之などを学んで一家をなし、欧陽詢、虞世南と共に「初唐の三大家」と呼ばれる。褚遂良の他の作品として、枯樹賦、孟法師碑、房玄齢碑などがある。
