書道の基礎知識古典編

民国の古典 五言対聯

五言対聯
古典名
五言対聯
よみがな
ごごんついれん
作者
康有為
制作年代
民国時代

五言対聯の特色

 康有為が民国10年(1921)に書いた作品。「開帳天岸馬 奇逸人中龍」と記している。紙本で145.5×35.3cm。
 康有為は広東省南海の人。初名は祖詒。字は広厦。号は長素、更生など。光緒21年(1895)の進士。早くから経学や文学を学び、仏教、西欧の学説にも興味を示し、後に公羊学を研鑽して集大成するに至った。光緒24年(1898)に「戊戌政変」を起こしたが、西太后一派から弾圧を受け、日本やアメリカに亡命する。  
 書学として初めに帖学を学んだが、後に碑学に傾倒。碑学派の阮元や包世臣を批判しながら、『広芸舟双楫』を著した。康有為の独特な書風を「康体」と呼ぶこともある。本作は隷意のある楷書で書かれ、飄逸な趣である

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