書道の基礎知識古典編

後漢の古典 乙瑛碑

乙瑛碑
古典名
乙瑛碑
よみがな
いつえいひ
作者
-
制作年代
後漢時代

乙瑛碑の特色

  乙瑛碑は、後漢の永興元年(153年)に刻された石碑。縦260×横129㎝、隷書18行、1行に40字が刻されている。八分隷という書体である。史晨碑礼器碑と共に「孔廟三碑」と称される。
 後漢の桓帝の時に、魯の乙瑛の請願を受けて、魯の孔子廟を守らせる経緯を記し、この件に関与した人々の功績をたたえたもの。碑文は当時の上奏文の形式である。碑末に、鍾繇の書であると宋人が跋文を残しているが、もとより憶測に過ぎないとされている。現在は、山東省曲阜市の孔子廟、漢魏碑刻陳列室にある。重厚で堂々とした風格をもっている。

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