書道の基礎知識古典編

唐の古典 興福寺断碑

興福寺断碑
古典名
興福寺断碑
よみがな
こうふくじだんぴ
作者
王羲之
制作年代
唐時代

興福寺断碑の特色

 唐の開元9(721)年に刻された。縦94×横127㎝、35行。興福寺の僧大雅が王羲之の行書を集字した碑で、明時代に西安近郊の土中より出土したが、碑は破損しすでに下半分の断片しかなかったのでこの名がついた。
 集王聖教序とともに集字碑の代表作である。筆力は充実感をそなえ、結構はふっくらとした豊潤さがあり、集王聖教序より穏やかでゆったりとしている。