
宋の古典 黄州寒食詩巻

- 古典名
- 黄州寒食詩巻
- よみがな
- こうしゅうかんじきしかん
- 作者
- 蘇軾
- 制作年代
- 宋時代
黄州寒食詩巻の特色
黄州寒食詩巻は、北宋時代の蘇軾が書いた行草書の作。紙本、巻子本。縦33.5×横118.0cm。17行で127字。
蘇軾が流された黄州(湖北省)で、元豊5年(1082年)の47歳の時に自らの境遇を歎いて作った五言古詩二首が書かれている。巻末には「右黄州寒食二首」とあるのみで紀年はない。しかし、文字の抹消や挿入などの跡が残っており、草稿に類するところから、詩を作って間もない頃と一般的に考えられている。
蘇軾は眉州眉山(四川省)の人。字は子瞻、号は東坡、諡は文忠。宋代を代表する文学者で、「唐宋八大家」の一人に数えられる。書画にも優れ、黄庭堅・米芾と共に「宋の三大家」と称される。巻子には、親友の黄庭堅の跋文「黄州寒食詩巻跋」があり、共に有名な作である。
