書道の基礎知識古典編

宋の古典 黄州寒食詩巻跋

黄州寒食詩巻跋
古典名
黄州寒食詩巻跋
よみがな
こうしゅうかんじきしかんばつ
作者
黄庭堅
制作年代
宋時代

黄州寒食詩巻跋の特色

  黄州寒食詩巻跋は、北宋時代の黄庭堅の書いた作。行書。蘇軾が書いた黄州寒食詩巻に記した跋文である。9行57字。跋文中に「試使東坡復為之未必及此」とあり、蘇東坡(蘇軾)に再び書かせてもここまでのものは書けないだろうと述べている。
 黄庭堅は江西省分寧の人。字は魯直、号は山谷。治平4年(1067年)の進士。書では蘇軾米芾と共に「宋の三大家」と呼ばれるが、詩にも優れ、南宋の陸游や范成大などに影響を与えた。
 著作は『山谷集』、題跋は『山谷題跋』などがある。黄庭堅の他の作として、松風閣詩巻、李白憶旧遊詩巻、伏波神祠詩巻、諸上座帖などがある。