
唐の古典 九成宮醴泉銘

- 古典名
- 九成宮醴泉銘
- よみがな
- きゅうせいきゅうれいせんのめい
- 作者
- 欧陽詢
- 制作年代
- 唐時代
九成宮醴泉銘の特色
九成宮醴泉銘は、唐時代の能書家であった欧陽詢による貞観6年(632年)の作。24行、49字。魏徴が撰文し、欧陽詢が書した楷書の石碑である。碑は陝西麟游に現存する。皇帝が避暑に隋の仁寿宮へと赴いた際、甘泉を得たことを記念して作らせたものである。
欧陽詢は字が信本。譚州臨泉の人。隋の時に太常博士となり、唐に入ってからは太子率更令、弘文館学士、太常小卿を歴官し、渤海男に封ぜられた。東晋時代の二王(王羲之、王献之)を学んで、各体を善くした。後世にその書風を「率更体」、その書法を「欧法」と呼ばれる。

書道ジャーナル41号
書道ジャーナル52号