
後漢の古典 説文解字

- 古典名
- 説文解字
- よみがな
- せつもんかいじ
- 作者
- 許愼
- 制作年代
- 後漢時代
説文解字の特色
後漢の永元12(100)年、許愼が著した中国最古の部首別字書。略して説文ともいう。序文1篇、本文14篇から成り、基本となる9353字を小篆で示して540の部首に分類し、異体字の古文・籀文1163字を重文として付す。
内容は史籀篇、倉頡篇などの古書資料や先賢の説を集めて編集し、文字の字形・意義・音声を説明したもので、六書(象形・指事・会意・形声・転注・仮借)を用いて文字構造を体系的に分析する。
許愼が著した形を伝えるテキストは存在しないが、伝本として南唐の徐鍇校訂による『説文解字繫伝』(小徐本)、北宋の徐鉉校訂による『校定説文』(大徐本)がある。その後、考証学の発展とともに説文学も発展していった。
