書道の基礎知識古典編

唐の古典 草書千字文

草書千字文
古典名
草書千字文
よみがな
そうしょせんじもん
作者
孫過庭
制作年代
唐時代

草書千字文の特色

 草書千字文は、餘清斎帖と墨妙軒帖の二種があり、どちらも刻本で肉筆は伝存しない。 餘清斎帖は本文98行、底本は黄麻紙に書かれていたものとされる。末行に「垂拱二年写記過庭」の落款がある。
 運筆は横画を右上がりにし、力強く四方に発散させる気性がある。墨妙軒帖は本文81行で、本文の末行下に「過庭」の署名がある。宋の欽宗の避諱があることから、欽宗以降の偽跡とされる。運筆は横画を真横にし、まろやかな円みで安定させる構成だ。

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