唐の広徳2(764)年の作。原石は全長210㎝、全文を二段に分けて69行、全1295字。真跡は亡逸し、原石は陝西省博物館に現存する。 内容は顔真卿が右僕射定郡王英乂に宛てた書簡の草稿。朝廷の百官集会の公式席次を英乂が乱したことに対する抗議の文案。 結構の大小肥痩、運筆の抑揚など、率意の書の代表作である。王羲之の蘭亭序と並んで行書の傑作に挙げられる。