書道の基礎知識古典編

唐の古典 多宝塔碑

多宝塔碑
古典名
多宝塔碑
よみがな
たほうとうひ
作者
顔真卿
制作年代
唐時代

多宝塔碑の特色

 唐の天宝11(752)年に刻された。縦239.37×横127.26㎝、66字34行、題額は徐浩の隷書15字。
 内容は龍興寺の僧楚金が千福寺に舎利塔を建立した由来が記され、楚金の事業を讃えて建てられた。
 顔真卿44歳の楷書であり、後の「顔法」の趣はまだ十分にみられない。碑字の損傷が少なく、旧拓も存在するところから、楷書の手本としてひろく普及した。