書道の基礎知識古典編

江戸の古典 戊辰臘八大雪買酒

戊辰臘八大雪買酒
古典名
戊辰臘八大雪買酒
よみがな
ぼしんろうはちだいせつばいしゅ
作者
亀田鵬斎
制作年代
江戸時代

戊辰臘八大雪買酒の特色

 文化5(1808)年以後の作。縦172.1×横89.1㎝。東京博物館蔵。
 亀田鵬斎の行書は背勢で右上がりが強い。当時「寛政異学の禁」の憂き目であり、私塾の門下生ほとんどを失い閉塾となる。その後50歳頃より各地を遊歴し、多くの文人と交流を深めた。
 詩と酒を愛してやまない亀田鵬斎の書は、蚯蚓が這ったような揺れがあることから「蚯蚓書き」と呼ばれた。