天平16(744)年。「国家珍宝帳」所載「皇太后御書」2巻のうちの1巻で、光明皇后44歳のときの御書である。正倉院に現存する。白麻紙(縦簾紙)3張に王羲之の「楽毅論」を臨書したものである。 内容は魏の夏侯玄(字泰初)が、戦国時代燕の将軍楽毅について論じ、弁護した文である。