1010年の作。縦25.3×長さ303㎝。東京国立博物館蔵。染紙9枚継ぎ。 『白氏文集』巻第65の中から8篇を書写したもの。藤原行成47歳の頃の書である。巻末に「寛仁二(1018)年八月廿一日書之」という奥書があることから、寛仁本とも呼ばれる。 紙背に伏見天皇の花押があり、その遺愛品であったことがわかる。玄孫の藤原定信が、小野道風筆「屛風土代」とともに入手した経緯を記す。