天長10(833)年の作。縦29.6×長さ340.8cmの巻子本。全67行、534字。 桓武天皇皇女の伊都内親王が母藤原平子に変わって天長10(833)年、山階寺(興福寺)東院西堂に香燈および読経科として墾田・荘・畠を寄進した際の願文。 巻末の「伊都」と署名は本文とは異なる筆跡であることから、内親王のものとされる。江戸時代初期の藤原敦直の鑑定で橘逸勢筆とされたが確証はない。