書道の基礎知識古典編

平安の古典 離洛帖

離洛帖
古典名
離洛帖
よみがな
りらくじょう
作者
藤原佐理
制作年代
平安時代

離洛帖の特色

 生暦2(991)年の作。幅仕立て。本紙は縦30.6×横62.4㎝。畠山記念館蔵。
 冒頭の「佐理謹言、離洛之後云々」によって「離洛帖」と呼ばれる。藤原佐理が太宰大弐として赴任道中の生暦2(991)年5月19日、長門国赤馬泊(赤間)から、摂政藤原道隆に挨拶を怠ってしまった侘びの取りなしを、甥の春宮権大夫の誠信(道隆従兄弟)に依頼した書状である。