東晋の文人、書家。字は逸少。琅邪臨沂(山東省)の人。右軍将軍の官についたことから王右軍とも称される。官を辞してからは会稽にとどまり、悠々自適の生活を送る。 当時から書の名声が高く、八分・隷書・行書・草書・飛白の各体をよくし、とりわけ楷書に精妙で古今第一と称されたと伝えられる。隋唐以来、書聖と仰がれ、子の王献之とともに二王と称された。 書は「蘭亭序」「楽毅論」「十七帖」「黄庭経」「喪乱帖」「洛神賦」などがある。