
平安の書家 藤原伊房

- 書家名
- 藤原伊房
- よみがな
- ふじわらのこれふさ
- 生没年
- 1030~1096
- 時代
- 平安時代
- 代表作
- 十五番歌合 藍紙本万葉集
藤原伊房の特色
藤原行成の孫。公家、世尊寺流の能書家。順調な官吏生活を歩み権中納言、寛治2年(1088)には太宰権帥も兼ねる。しかし任官中に密貿易が発覚し、寛治8年(1094)に65歳で降格と定職を命じられる。その後出家するが、直後に没す。
藤原伊房は「後拾遺和歌集」に自歌が一首しか入集せず、浄書という名誉を断るというエピソードがあるほどの豪気の持ち主である。しかし承保4年(1077)に法勝寺の諸門額への揮毫や願文の清書、色紙形揮毫や歌切の現存で能書の家系に恥じない事績がある。
