書道の基礎知識 偉人

平安の書家 藤原行成

白楽天詩巻
書家名
藤原行成
よみがな
ふじわらのゆきなり
生没年
972~1027
時代
平安時代
代表作
白氏詩巻 詩稿 陣定定文案

藤原行成の特色

 摂政太政大臣伊尹の孫で、右近近衛権少将義孝の子。こうぜいとも呼ばれる。正二位・権大納言にまで昇進し、三条天皇の悠紀・主基屏風、後一条天皇の悠紀・主基屏風、法成寺の額を書くなど、華々しい活躍の記録を残した。小野道風藤原佐理とともに三蹟と称される。
 「詩稿」「陣定定文案」「白氏詩巻」(高松宮家旧蔵本)「白氏詩巻」(益田本)が真筆とされる。かなにおいては真筆と認められているものはない。行成は邸を改めて世尊寺を建立し、8代の孫行能のときからそれを家名とし、この一系は世尊寺流と呼ばれた。