
江戸の書家 亀田鵬斎

- 書家名
- 亀田鵬斎
- よみがな
- かめだぼうさい
- 生没年
- 1752~1826
- 時代
- 江戸時代
- 代表作
- 戊辰臘八大雪買酒
亀田鵬斎の特色

江戸時代後期の人。上野国(群馬県)で生まれる。幼名は弥吉。名は長興、字は穉竜、号は鵬斎・善身堂。書は三井親和、儒学は井上金峨に師事し、折衷学の儒学者として一家をなした。
23歳の時から家塾を開き、子弟の教育にあたり、34歳の時に駿河台に移して育英堂と称した。しかし、朱子学再興を計った「寛政異学の禁」によって閉塾を余儀なくされ、放浪の隠士となった。
中国六朝時代の楷書と蚯蚓書きと呼ばれる懐素の書に似た草書を得意とした。とくに草書は鵬斎の蚯蚓流と言われる。一時、良寛とも親交を結び、書風にも影響を受けた。

書道ジャーナル89号