
江戸の書家 烏丸光広

- 書家名
- 烏丸光広
- よみがな
- からすまるみつひろ
- 生没年
- 1579~1638
- 時代
- 江戸時代
- 代表作
- 東行記 聚楽第行幸和歌巻
烏丸光広の特色

公卿。順調に昇進したが、慶長14年(1609)に輪姦事件を起こし勅勘を蒙る。しかし当時公武交渉の任にあったため、徳川家康が取り持ち特別に許される。還任後は権大納言まで至った。
書は寛永の三筆に次ぐ、或いは並称されるほどの能書家で、多くの遺墨が現存する。書歴は伝統の時明院流を基礎に、それから光悦流、定家流を経て“光広流”を確立。その書風は奔放不羈で大胆、技巧派である。また、絵巻物の詞書担当や画家・俵屋宗達との書画一体を果たすなどの近現代的な活躍が認められ、注目を集めた。また古筆の鑑識にも優れ、古筆了佐(初代)はもと烏丸光広の歌道の弟子であった。
