
平安の書家 紀貫之

- 書家名
- 紀貫之
- よみがな
- きのつらゆき
- 生没年
- 866?872?~945?
- 時代
- 平安時代
- 代表作
- 寸松庵色紙(伝承)
紀貫之の特色
生没年は推定。寛平5年(893)以前に行われた惟貞親王家歌合、寛平御時后宮歌合に20歳代にして出詠する。延喜5年(905)の「古今和歌集」では最も多く歌が入集し、仮名序を執筆するなど、30歳代で既に歌壇の第一人者だった。その後「後撰和歌集」や「拾遺和歌集」などでも最入集し、常に最高位にいた。
「古今和歌集」の一部詞書や『源氏物語』によれば、屏風絵や巻物の賛や詞を書き能書であったことが知られる。前記を含めたことなどから「高野切」、「寸松庵色紙」、「自家集切」などの伝承筆者とされているが、いずれも真筆ではない。真跡は紀貫之自筆の「土佐日記」の一部を藤原定家が臨書したもの、及び藤原為家の書写をもって思い巡らすほかない。
