
室町の書家 夢窓疎石

- 書家名
- 夢窓疎石
- よみがな
- むそうそせき
- 生没年
- 1275~1351
- 時代
- 室町時代
- 代表作
- 宝積経要品 春置号偈 一行書
夢窓疎石の特色

伊勢国(三重県)出身。臨済宗の禅僧。はじめは天台、真言の宗に入門して学んでいたが、のちに禅宗に転じ、正安元年(1299)に宋より来朝した一山一寧の門下となる。次いで浄智寺(鎌倉)の高峰顕日に師事し、その法嗣となる。次第に後醍醐天皇、足利尊氏ら公武の尊信を受けて南禅寺をはじめ浄智寺、瑞泉寺、円覚寺などに住する。また恵林寺、天龍寺を建立して開山する。その後春置妙葩、無極志玄、絶海中津ら多くの門下を輩出し、臨済宗の最盛期をもたらした。
主な著書に『語録』2巻はじめ『正覚国師和歌集』、『西山夜話』、『夢中問答』3巻がある。七朝より国師号を受け、ほかにも諸天皇から生前に3つ、没後に5つの号を追諡された。書は和様だが、比較的すっきりとしていて気品がある。
