東京に生まれる。名は元譲、字は子譲、号は春洞、如瓶人、大夢道人、茄古山民、謙慎書主人など。西川寧は三男である。書家。西川家は代々医をもって唐津藩に仕えた。 書は5歳で中沢雪城に師事し、6歳ですでに楷書千字文を書いている。明治元年(1868)、22歳のとき大蔵省に出仕したがまもなく辞し、書に専心した。漢魏六朝をはじめ各体をよくし、門下は2000名といわれた。渡清はせず、秋山碧城が持ち帰った徐三庚の書を双鉤塡墨して学び、傾倒する。晩年、明治書道会を創設する。