書道の基礎知識古筆編

平安の古筆 高野切第一種

高野切第一種
古筆名
高野切第一種
よみがな
こうやぎれだいいっしゅ
作者
-
制作年代
平安時代

高野切第一種の特色

 11世紀中頃の作。五島美術館蔵。
 『古今和歌集』20巻を3人で寄合書きしたものを高野切という。第一種は巻1・9(断簡)・20(完本)。巻1・20の最初と最後の巻々を揮毫したことが明らかな第一種筆者は首席の存在であった。
 高野切の名は断簡17行がかつて豊臣秀吉から高野山文殊院の木食応其に与えられ、高野山に伝来したことにちなんんでいる。