書写年代は10世紀中頃の説、11世紀頃の説と諸説ある。縦13.6×横13.4㎝の升型本。東京国立博物館蔵。 料紙は斐紙の染紙。近衛家熙臨模一首を含め35首分が現存する。出典は『古今和歌集』、『万葉集』の歌、不明が一首。 升色紙、寸松庵色紙とともに「三色紙」と称される。 「夏下」「冬上」「恋三」と書した部分があり、『続万葉集』抄写説がある。多くは見開き1紙2頁に歌一首を散らし書きに書写する。1頁に一首書いたものもある。