礼器碑 (156年)

 礼器碑(かいつうほうやどうこくせき)は、後漢の永寿2年(156年)に刻された石碑。縦165×横74㎝で、石碑の4面に八分隷で文字が記されている。碑陽は16行で1行36字、碑陰は3段17行である。碑陽と碑陰は同一手であるが、整然とした碑陽に対して、碑陰は気楽に書かれている。<史晨碑>と<乙瑛碑>と共に「孔廟三碑」と称される。

 魯の相である韓勅が孔子廟と祭器を修造して礼楽を復興し、顔氏と并官氏の子孫に恩典を与えたことを顕彰したもの。

 現在は、山東省曲阜市の孔子廟、漢魏碑刻陳列室にある。

 <乙瑛碑>に比べて細身の線で刻されている。漢隷の中の第一級品であり、多くの著録家から髙い評価を得ている。


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