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琅邪台刻石(ろうやだいこくせき)とは『史記』秦始皇本紀によると、秦の始皇帝が天下統一を果たした後、東方諸国を巡視した際に琅邪台に登って刻した銘文のことであると記されている。
この刻石は秦と始皇帝の徳を頌えるために刻した「秦始皇刻石」の一つで、始皇帝は琅邪台の他にも6箇所で刻石を残した。しかし刻石は長い歳月を経て破砕し、このうち現在にまで残っている刻石は、泰山刻石と琅邪台刻石(ろうやだいこくせき)のみである。書者はいずれも李斯とされている。特色としては左右対称の均整美を骨格に、同じ太さで書かれ、ともに当時の正書体である小篆の典型を表している。字形の特色では、泰山刻石よりもやや脚を長くする縦長の結構をとり、一画一画の反りが強い。
現在は、落雷で砕石した残石から復原された琅邪台刻石が、北京の中国国立博物館に展示されている。
【釈文】
臣 請 。 具 刻 詔 書 。
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