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ここに挙げた<急就章>(きゅうしゅうしょう)は、三国・呉の皇象(おうしょう)による作といわれている。
「急就章」は漢代に学童が文字を覚えるために作られた古字書。日用語を姓名・衣服・飲食などに分類して、暗誦しやすいように三言または七言の句で綴られた韻文である。古くは「急就篇」とも呼ばれた。
伝説では、漢の元帝の時に、黄門令の史游(しゆう)が作ったとされる。同類の古字書では現存最古のものであり、漢代から晋代にかけて盛行した。
「急就章」のテキストは時代によって文字や章数の異同があり、皇象の<急就章>は全31章である。
皇象は広陵江都(江蘇省)の人。字は休明。生卒年不詳。
他に皇象の作として「淳化閣帖」の<文武将隊帖>、<騎馬帖>などが伝えられている。
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