◆書道展の概要
開催地:ボスニア・ヘルツェゴビナ サラエボ
会場:サラエボ大学芸術学部ギャラリー
会期:2010年 10月8日~14日
主催:在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館/書道ジャーナル海外文化事業団
協力:サラエボ大学/SONY
交流事業:講演・デモンストレーション 10月6・7日
講演者:小野寺啓治 / デモンストレーター:小野寺啓治-
◆サラエボ大学書道展の特色
第3回ヨーロッパ巡回展は、在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館、書道ジャーナル海外文化事業団共催、ボスニア大学とSONYによる協力で催され、10月8日~14日の期間ボスニアの首都サラエボで開催された。展示会場となったサラエボ大学は、1531年に設立されたボスニア最初の大学で、今日では23学部、約55,000人の生徒が在籍している。生徒数、名声ともにボスニア最高峰の大学で、ここの芸術学部ギャラリーに書道界の最先端で活躍する50名の作家の作品が並ぶ。
会場はドーム状の屋根をした芸術学部の建物一階正面にあり、毎日多くの方が来場し、日本の書芸術を堪能した。黄色い建物は大学の本部で、芸術学部の建物とは川をまたいだ形で建てられている。サラエボ大学は各学部の建物が、町の中に溶け込むように所々に建設されているのが特徴だ。この川をつなぐサラエボ橋が、サラエボ事件(第1次世界大戦勃発のきっかけとなったオーストリア皇太子暗殺事件)で知られる現場だ。
※ポスター:石原太流書 ・ パンフレット:垣木香舟書 -
◆オープニングと書道講演
書道展は在ボスニア・ヘルツェゴビナ国特命全権大使の罍二夫大使による開会の辞で幕を開け、主幹が映像を使用して書の歴史や見方を解説した。講演会は2日行われ、聴衆者はそれぞれ100名ほどで、ミシッチ・ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦副大統領、イアロチェビチEU臨時代理大使、ヴァン・ヴルスト・オランダ大使夫妻、バヌ・ルーマニア大使、モクタリアン・イラン文化センター副所長などもご列席いただき、意義深く価値の高い文化交流の場となった。
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◆デモンストレーションについて
講演が終わると、主幹がデモンストレーションを披露した。まず、観客に道具の説明から行い、同じ文字の篆隷楷行草と各書体を書き、創作に移る。主幹が筆を持つとざわめきが沈黙に変わる。作品を書き上げると一斉に拍手が沸き起こり、会場は熱気に包まれる。
なかなか見ることのできないボスニアでの書道展に、テレビ局2社(ボスニア・ヘルツェゴビナ公共放送局BHT1とFTV)から取材を受け、作品を1点1点じっくり撮り、書道の解説、デモンストレーションの模様も含めてボスニア・ヘルツェゴビナ全土に放映された。

海外書道展企画
在ボスニア・ヘルツェゴビナ国
特命全権大使

海外書道展企画
在ボスニア・ヘルツェゴビナ
日本国大使館 参事官

海外書道展企画
在ボスニア・ヘルツェゴビナ
日本国大使館 広報文化担当
