◆書道展の概要
開催地:カナダ マニトバ
会場:南西マニトバ美術館
会期:1992年 3月6日~4月18日
主催:南西マニトバ美術館/書道ジャーナル海外文化事業団
交流事業:デモンストレーション・講演
デモンストレーター:主幹-
◆南西マニトバ美術館書道展の特色
エドモントン、カルガリーとカナダ巡回日本現代書展は2大都市を巡り、第三番目の会場はマニトバ州のブランドン市中心街にある南西マニトバ美術館だ。展覧会は3月6日から4月18日までの6週間を越すロングランで催された。美術館は1981年にマニトバ100年記念を迎え、南西マニドバ住民の協力で図書美術センターの中に造られた。美術館長で学芸員のグレン・アリソン氏は、コロンビア大学美術館館長を15年間務め、日本陶器にも精通したベテランだった。会場中央には特設の床の間が設けられ、書軸の山の字を摸し、山字に盛った生花や、会場入口に日本語のタイトルが使われ、ポスター兼パンフレットは行草書の拡大写真を使用し、日本美を紹介した。陳列の特色は主役が変わり、淡墨、濃墨、一字書コーナーなど種類で壁面が構成されたり、作品のコメントも拡大されて作品の脇に飾られ、好評を博した。
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◆オープニングとデモンストレーション
オープニングは館長挨拶と訪問団紹介に続き、デモンストレーションを実施した。質疑応答の後、デクロー・ドン州政府美術行政官と、ヤン・ブランセヴェティブランドン美術館協会会長の感謝の言葉があり、レセプションに入った。参加者は市内に500名を擁する美術協会員の面々を中心に集まり、全カナダベスト10に入る高い教養の文化都市らしい交歓会が10時過ぎまで続いた。
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◆マニトバ州の特色
マニトバ州はカナダの中央に位置し、州都ウィニペグ市はアメリカ西部からカナダに入る入口で、国境に近く豊産物の集散地だ。ウィニペグとはインディアン語でレッド川とアシニボン河の交わる所を意味する。人口は63万人、町並はイギリスに似た美しい都市で、市の外側は大平原に連なる。
ブランドン市はこのウィニペグ市から西に200キロのところにあり、両市ともカナダを東に縦断する国道1号線にある。3月26日は現地でも春だが、日中は暖かくても夜は零下になる。

会場のマニトバ州立大学美術館
◆書道展の概要
開催地:カナダ マニトバ
会場:マニトバ州立大学美術館
会期:1992年 4月26日~5月3日
主催:マニトバ州立大学/書道ジャーナル海外文化事業団-
◆マニトバ州立大学書道展の特色
カナダ巡回日本現代書展はこれまでにエドモントン(アルバータ大学)、カルガリー(カルガリー大学)、ブランドン(南西マニトバ美術館・上記)と巡回し、4回目の書道展は同じマニトバ州ブランドンにある、マニトバ州立大学美術館で催された。展覧会は4月26日から5月3日まで実施されたが、今回訪加団は不参加であった。
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◆マニトバ州立大学
マニトバ州立大学は1877年に創立され、カナダの西部地域でもっとも伝統ある総合州立大学だ。学生数は52,000名という大世帯で、農学部、薬学部、建築学部などをはじめとする19学部に、生涯学習教育などの5つの学校を有している。カナダでは英語とフランス語が公用語として使用され、マニトバ州立大学でもフランス語圏の学生や社会人に対する英語教育を30年以上前から実施している。カナダで最も充実した英語習得プログラム の1つとして知られる。
