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書道展の内容

  • ◆書道展の概要

     開催地:ドイツ ニーダーザクセン州 レーア
     会場:レーア市立ハーネブルグ城美術館
     会期:1983年 11月27日~12月3日
     主催:レーア市/レーア市立ハーネブルグ城美術館
     共催:書道ジャーナル海外文化事業団
     交流事業:講演・デモンストレーション・パネルディスカッション
     講演者:小野寺啓治 / デモンストレーター:恩地春洋・小木太法・前田次郎・野崎幽谷

  • ◆ハーネブルグ城書道展の特色

     レーア市は、ドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州オストブースランド地方の中心地で古都、昔は港町としてヨーロッパ各国から船が出入りし賑わった。現在はこの地方郡庁、レーア市庁の所在地で商業経済の中心地。国内でも豊かな地域で、周辺は広大な酪農地と雨量の多い気候を活用した造園地に囲まれる。市内には12世紀建造の教会、市庁舎、4つの城郭が点在する。その城郭の1つハーネブルグ城が今回の展覧会会場で、郡と市が共同管理運営し、コの字型の城は右手がレーア市立市民大学で、中央部の市立美術館と合わせて作品が展示された。2階の騎士の間と呼ばれる迎賓鶴で開会式は催され、講演、席上揮毫は大学で行なわれた。美術館は過去20年間に世界各国の芸術を紹介し、100回記念としてこの11月にゴヤ・ダリの展覧会を終え、101回目に日本現代文化展“書”を開催。

  • ◆講演とデモンストレーション

     記念講演を主幹が行い、国営ラジオ放送局の記者が訪れ一部始終を録画していった。講演には多くの人が集まり、ビュティック氏(オルデンブルグ大学教授)など、親日家が足を運んだ。デモンストレーションでは前田次郎氏が観客の女の子と一緒にドイツ語で「子ども」と書くなど、楽しい場となった。

  • ◆パネルディスカッション

     パネルディスカッションは一時間半に及び、野崎幽谷氏、ビティック氏の令嬢で通訳の雪野さん、通訳の牧野夫人、シェーダー市長、小野寺、ハーネブルグ城美術館長ホルシュタイン氏、同夫人、美術評論家兼抽象画家ボノー氏小木大法氏、ブレーメン大学アイレス女史、宮島翠女史などが参加した。