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書道展の内容

  • ◆書道展の概要

     開催地:ロシア連邦 モスクワ
     会場:モスクワ市中央芸術家会館
     会期:2007年 6月8日~6月12日
     主催:ブックフェスティバル/ロ日協会エカテリンブルグ支部
        書道ジャーナル海外文化事業団
     交流事業:デモンストレーション 10月24日 ・ワークショップ 10月25日
     講演者:小野寺啓治 / デモンストレーター:中谷翠泉・成山一葉柳沢朱篁

  • ◆ロシア モスクワ市中央芸術家会館書道展の特色

     2005年5月より始まったロシア巡回「日本現代書展」も、これまでに5つの美術館を巡り、次の展覧会がついに巡回展最後となる。当事業団はこの素晴らしいロシア巡回展の幕を閉じるに相応しい地として、ロシアの首都モスクワを選び、さらには、この地で毎年開催される書物を通した芸術全般を扱うブックフェスティバルに参加することが出来た。このブックフェスティバルは、書物の他にも絵画や彫刻、映画、工芸、音楽、アニメなど現代の芸術が集合した一大芸術フェスティバルだ。このフェスティバル訪問者数は一日1万人を超え、当事業団の企画した「日本現代書展」は、なんと入り口正面にあるメインエスカレーターの2階降り場に陳列できるという、最高の展示条件を得ることができ、目玉イベントとして紹介される。作品は高い天井と広い壁面にゆったりとかけられ、入館者全員の目に最初に止まる一大陳列物だ。

  • ◆デモンストレーション

     書道イベントとして日本から訪ロ団4名(中谷翠泉氏、成山一葉氏、柳澤朱篁氏、主幹)によるデモンストレーションが毎日1時間半ほど実施されると、観客たちは誰もが歩みを止めて作家の制作する姿に夢中になる。ロシアの日本ブームの根強さを感じると共に、観客たちの新しい物への強い興味、また、東洋の芸術として熱心に書道を受け止めようとする彼らの姿勢には、文化の国境を越えた感触を得る。会場は常に熱気と活気に包まれ、多くの観客から興奮と感動の声を頂いた。芸術は常に全ての人に平等で、見る者の自由な価値観と、創作する作家の感性が作り出す、誰もが自由に感じることの出来る美意識の世界であることを、この書道展を通して、訪ロ団は改めて深く感じた。

  • ◆ワークショップ

     その他の文化交流として、子供たちを対象としたワークショップを行うと、初めて触る筆と墨、和紙のやわらかさに、子供たちは笑顔の中にも真剣な眼差しを作り、やさしい作品を書こうとする。そんな子供たちの姿を見て、大人も我慢が出来ず参加して、書道という芸術を通して心と心で通じる国際化を感じた。

  • ◆報告

     最後にロシア巡回展はこのモスクワ市中央芸術家会館展で幕を閉じるが、この一大企画を実現に導いてくださったエカテリンブルグロ日協会、マリーナ・ゴロミードワ女史をはじめ、各美術館の館長、並びに関係者一同に心より感謝申し上げたい。さらに日本から書道を紹介するために現地を訪問して下さった作家各位に敬意を表したい。

書道展開催にあたっての協力者
マリーナ氏
マリーナ・ゴロミードワ氏

海外書道展企画

エカテリンブルグロ日協会会長

書道家 中谷翠泉
中谷 翠泉氏

デモンストレーター

現日会常任理事

書道家 成山一葉
成山 一葉

デモンストレーター

産経国際書会評議員

書道家 柳沢朱篁
柳澤 朱篁

デモンストレーター

書壇院常任理事
東香会理事長