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書道展の内容

  • ◆書道展の概要

     開催地:アメリカ ニューヨーク州立大学ニューパルツ校
     会場:ニューパルツカレッジ美術館
     会期:1987年 9月12日~10月7日
     主催:ニューパルツカレッジ美術館/書道ジャーナル海外文化事業団
     交流事業:デモンストレーション
     デモンストレーター:片岡紫江・小木太法

  • ◆ニューパルツカレッジ書道展の特色

     書道ジャーナル海外文化事業団の企画によるニューパルツカレッジ日本現代書展は、同大学あげての交歓と市民の参加によって、広大なキャンパスにあるギャラリーで9月12日から10月7日まで開催され、連日多くの観客で賑わい、強い関心が持たれた。芸術のメッカでニューヨーク州立大学のニューパルツカレッジは、ニューヨークから北へ120キロのところにあり、拡大なキャンパスには大きな楓や松や椎の木が繁り、リスが飛びかう。キャンパスには門も塀もなく、街と大学が融合して池や林へと連なる。ニューパルツカレッジ日本現代書展は、前同大学客員教授ヴィクトリア・デシュケヴィチ・プルト博士(現ドリュー大学客員教授) と浜田靖子氏(国際文化研究会代表)との国境を越えた友情から実現したもので、土人の間で「日本芸術の祭典」が立案され、キュレーターにヴィクトリア教授、主催者がニュ・トレーガ-氏、オルグナイザーは浜田靖子氏で進行し、日本の現代書34点と、山形藍染木綿地12点(女子美術大学講師二神百合子氏蔵)に生花(古流松藤会副総司池田要子氏)がこれに参加した。

  • ◆展覧会の様子

     ディスプレイは当事業団提出の図案に基づき、広い会場を3部で立体的に構成し、特に書の陳列では、漢字、かな、一字書、現代文体書、墨象、墨絵のコーナーに区分けし、漢字は篆書から草書へ、かなは平安から近代へ、一字書、現代文体書、墨象はそれぞれ具象的から抽象的へ進む順序に並べられた。 また名票は作者名、生年、出生地、所属、タイトル(詩句の訳・作者名と生没)、サイズ等が英語で記された。これらは正式の美術館方式で行われ、ヴィクトリア教授と主幹の間で検討され、館長がこれをまとめて実施した。作品は1点ずつ照明され本展のために壁は一日で塗り替えられた。