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書道展の内容

  • ◆書道展の概要

     開催地:カナダ バンクーバー
     会場:サイモンフレイザー大学ギャラリー
     会期:1992年 7月6日~24日
     主催:サイモンフレイザー大学・ギャラリー/書道ジャーナル海外文化事業団
     交流事業:デモンストレーション
     デモンストレーター:片岡紫江

  • ◆サイモンフレイザー大学

     カナダ巡回「日本現代書展」の5回目の会場はサイモンフレイザー大学だ。サイモンフレイザー大学は、バンクーバー市の東端の丘の上に位置し、カナダが世界に誇る建築家エリックソンの設計による広大なキャンパスで、幾何学的な構成美が丘の上に延々と広がる。大学は、創立31年と若く、市の西端にあるコロンビア大学が古い歴史を誇るのと対称的に、こちらは時代の最先端の英知を結集した大学で、コンピューター部門に優れ、国際都市バンクーバーの西の玄関にふさわしい施設を今も建築中だった。数多い学生寮には、子供連れの生涯教育も整備されている。

  • ◆書道展の特色

     ギャラリーはシュラム綜合科学棟の中の広いアーケードに面し、アーケードでは諸々の行事や売り出しが行われ、大学内の銀座通りになる。 ギャラリーは幾分狭いが、スタッフは最も西洋ナイズされた感覚で、書の陳列に3日を費やす熱意だった。 しかも書は、インパクトの強い作がメインに並び、ハーフトーンや静かな日本的安らぎを示す作品は静かなコーナーに集められ、西洋的モダニズムの一端を室内に演じた。特に、抽象的表現に興味を示す。

  • ◆講演と展覧会

      行事はソニヤ女史の通訳で2日に分けて実行され、初日の7月6日は午後に銀座通りのアーケードでデモンストレーションを実施する。翌朝のビクトリア新聞の二面に大きくその光景が報道された。 二度目の行事は、7日午後5時よりオープニングパーティーとなり、アノツ副学長、ギブソン美術館長の挨拶、訪加団員の紹介、主幹の答礼挨拶の後、片岡紫江女史からデモンストレーションが始まった。会場には、ジョン・ピース美術館委員会会長、小池誠吉バンクーバー日本商工墾話会会長(JAL支店長)、F・K岩間事務長、對馬一修領事、同大学異文化・言語センター日本部長カピソン珠子氏、書法家謝琰、黎沃文氏ら国際色豊かな人々で賑わった。