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海外書道展 ユタ大学展



大学風景
ユタ大学の全景 展示・講演会場となったマリオット図書館


書道展会場風景
図書館のメイン階段、1階〜3階に中吊りにして陳列された作品は、日々多くの人の注目の的となった。 陳列作品30点はゆったりとかけられた。

講演風景
逐次通訳で講演する主幹(右)と通訳者加地幸雄前教授(左) 講演会場には250人を超える人が集まり、立ち見もでて大入りとなった。
主幹の講演を真剣に聞く聴衆者たち。 会場の外にまで並ぶ講演会参加者たち。

デモンストレーション風景
大観衆の前で、日本の響きを伝える原田凍谷氏 ローマ字で書いた”UTAH”の文字には大観衆が拍手喝采をした。

書道展開催にあたっての協力者
s
デモンストレーター

登絖社

原田 凍谷氏
              

企画者

ユタ大学言語文学部
               東 照二教授

通訳者

加地 幸雄前教授

 第3回アメリカ巡回『日本現代書展』は、2002年の冬季オリンピックが開催された時に、閉会式を行なったユタ大学で開催された。大学には映画館、ゲームセンター、ボウリング場などもあり、独立した大きな美術館には世界中の美術品が並び、寄贈品などで成り立っていた。大きな医学部は世界最初の心臓移植で知られ、学内にはどの部屋にもおびただしい数のコンピューターが置かれていた。
 書道展の会場は、マリオット図書館のメインホールにある1階から3階までの階段の広い壁面が活用され、書の作品はてんぐすで空中に浮かんでいるように展示され、次から次へと多くの学生や市民が見て通る。書の作品は漢字、かな、現代文、篆刻、前衛書と分けて展示され、わかりやすさを強調した。
 開催初日の講演には、なんと会場の外にまで長蛇の列が続き、静かに順番を待って入ってくる。訪問者は立ち見を含めて250人を超え、館始まって以来の大入りとなった。さらには突然手話をさせてほしいとの申し出もあり、さすがは自由の国だと感激する。講演は加地前教授が通訳をしてくださった。主幹は机上で「平和」を楷行草篆隷に書き、その筆跡を大きなスクリーンに映し出した。続く原田凍谷氏のデモンストレーションは、全紙2枚に濃墨と淡墨で一枚ずつ書くと、観客は墨の魔力に見せられていった。中には「なんで黒だけで書くのか」「他の色は使わないのか」などの質問が出たほどだ。終了後次々と質問者が現れ、日本から持参した和菓子にも人気が殺到した。
 今回の書展をプロデュースした同大学の言語文学部、東照二教授は、ユタ大学の学生を連れて毎年信州大学に交換留学に来るところから、市澤静山信州大学教授の取り持つ縁で開催された
両氏に感謝の意を表したい。


     

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